インタラクションにおける音の重要性に注目が集まっています。例えばゲームにおいて、音による操作フィードバックやサウンド効果は、ゲームの操作感や楽しさに大きく影響を与えます。同様に、複雑化する機器とのインタラクションにおいて、操作反応音や報知音の善し悪しは、演出的な面に留まらず、使いやすさやわかりやすさにも大きく影響を与えます。

こういったサウンドのデザインをクリエイターに依頼する場合、デザインの要件を上手く整理した上で、それらをクリエイターに伝える必要があります。文章やビジュアルを用いてサウンドのイメージを共有する必要もあります。エンジニアとクリエイタ―の意思疎通が速やかにできないと、かさむコミュニケーションに貴重な時間を費やし、コストを増やす要因ともなり兼ねないためです。

今回のワークショップでは、講義形式にてUIサウンド設計の方法論や事例を紹介します。ここで、エンジニア側が設計するべき事項、クリエイター側へ伝えるべきデザイン要件を整理します。また実習では、券売機や電子レンジなどの操作UIや車室内空間等の中から対象を選んで頂き、サウンドデザインを実際に行って頂きます。この中で音創りに関するコミュニケーションの“ムダ”を減らし、効率的に意思疎通を行うためのテクニックをご紹介すると共に、クリエイターと接する際の実践的な方法を掘り下げます。


講師

藤澤孝史(サウンドプロデューサー・SSDS理事

和氣早苗(同志社女子大学情報メディア学科 教授)

戸井武司(中央大学理工学部 教授・SSDS代表理事

 

日時

2017年3月14日(火) 10:00〜17:00

会場

中央大学理工学部(後楽園キャンパス)2 号館 2215 号室 東京都文京区春日1-13-27 交通アクセス → http://www.chuo-u.ac.jp/access/kourakuen/

”東京都文京区春日1-13-27”

参加条件

サウンドデザインに関心があり、映像編集ソフトがインストールされたWindows PCやMacと、ヘッドホンorイヤホンを持参できる方。

参加費

SSDS 法人会員(1 名様まで無料)
SSDS個人会員 18,000円
会員外 25,000円
学生 5,000円(受付時に学生証の提示が必要)

定員  12名

申込期限

3月13日(月) ただし、期限前に定員に達した場合はその時点で受付を締め切ります。

申込方法

本ワークショップにご参加を希望される方は、下記の事項をメールにご記入の上、

件名に「第3回ワークショップ参加希望」と書いてsupport@ssds.or.jpへお送り下さい。

所属団体名:

所属部署名:

お名前(漢字):

お名前(フリガナ):

参加種別:(例えば、SSDS個人会員、会員外、など)

参加人数:(複数の場合はご同行者のお名前も記入)

団体所在地(個人の場合はご住所):〒

連絡先(Tel,Fax):

参加費お支払い方法:(当日現金もしくは後日請求書払いのどちらか選択)

内容

1.予備知識の講義から
大学の研究例を元にした要件の考察

2.製品開発の流れをシミュレーション
プロットレベルで応用可能な演習進行

3.音創りの基本を体験
音の構成要素の実態と作成過程を体験

4.実際の開発に近いテーマ設定
家電の音、自動車の音、街角のサイン音など

5.持ち帰れるノウハウ
作成体験後にさまざまな演出幅を実例から解説

(ただし、この内容は今後多少変更する場合があります)

講師プロフィール

藤澤孝史:(株)FOX-ONE代表取締役

ヤマハ(株)などの電子楽器開発に関わった後、(株)ソニー・コンピュータエンタテインメントの立ち上げに参画。PlayStationやVAIOの起動音制作を始め、数多くのサウンド及びゲームプロデュースを行い、気持ち良さと機能性の両立を演出しています。

 

和氣早苗:同志社女子大学情報メディア学科 教授

ヒューマンインタフェースにおける聴覚メディアの利用と効果について研究してきました。近年特に、製品のユーザインタフェースにおける操作音や報知音のデザインについて研究やコンサルテーションを行っています。

戸井武司:中央大学理工学部 教授

産官学連携により自動車・家電・精密情報機器・スポーツ用具・楽器などについて、感性を考慮したサウンドデザイン、主観的および客観的な音質評価手法の開発、快適な音環境創造や機能性音響空間「スマートサウンドスペース」に関する研究などに従事しています。