ステイトメント

今日の生活環境には人工的な音が溢れていますが、残念ながら快適性や機能性において満足できる音は少ないのが実情です。そこで、サウンドデザインの振興と普及を図り、快適かつ機能的な音環境を構築することを目的として、一般社団法人スマートサウンドデザインソサエティは設立されました。

事業

サウンドデザインに関する
研究・開発

サウンドデザインに関する
セミナー開催および啓蒙活動

国際社会に対応するユニバーサルな
サイン音デザイン

音の商標登録のための
サウンドデザイン支援

スマートサウンドデザイン賞
の創設

サウンドデザインとは

  • デザインという言葉には様々な解釈がありますが、狭義では対象物の形や色などに工夫をして視覚的に美感を生じさせたり機能を向上させたりすることを指します。一方、サウンドデザインは音が対象となり、聴覚的に美感を生じさせたり機能を向上させたりすることです。対象音は人工的な音が中心となり、事例として、高級感やスポーティ感を演出する自動車のエンジン音、重厚感を演出するドア閉まり音、吸引力を実感する掃除機動作音、ピンボケを連想させない一眼レフカメラシャッター音、爽快感を有するゴルフクラブ打球音、小川のせせらぎを連想させるトイレ洗浄音など人工物の動作に伴って副次的に発生する「動作音」があります。また、機器の始動や終了を知らせる報知音など意図的に発生させる「サイン音」は、何かを知らせるという目的がありますので、快適性だけでなく明確な報知機能を満たすことが重要です。さらに、運転手の覚醒維持に効果のある自動車走行音や、知的生産性を向上する事務機動作音など「機能音」により新たな価値を創出し、スマートサウンドデザインを実現します。

    音の商標登録について

    欧米では以前から音の商標登録が認められていましたが、日本でも2015年4月1日より登録可能となりました。
    それに伴い音の商標登録のためのサウンドデザインを支援します。

活動紹介

村田機械株式会社との新製品開発プロジェクト

(一社)スマートサウンドデザインソサエティでは、新製品開発サポートの一環として2015年から2017年にかけて、村田機械株式会社の作業者支援システム「Videre」搭載プレスブレーキ「BB6020S」の開発協力を行いました。

■Videre紹介ビデオ

 

「Videre」は、プレスブレーキのラム前面を大きなタッチスクリーンとして使用し、目の前に金型段取りや、曲げ順、ワークのハンドリング等作業者が必要な情報を必要な時に表示し作業者に伝える作業者支援システムですが、ここにサイン音による作業者支援を行うための音響システム提案と実装に至るサウンドデザインを行いました。

作業者の「安全」と「効率的な作業」を”サイン音”によってサポートするべく、「Videre」全体の仕様確認と共に、音響に関する要件定義と設計、テストサウンドによる仮実装と作業者からのフィードバックと対応を繰り返し、検証後に最終実装を経て製品化を迎えました。繰り返し作業の安定性を確保する通常音と、指などの挟み込みを防ぐアラート音、次の作業位置を指示する誘導音はがかつてない作業空間を演出します。およそ2年に及ぶ関係者の粘り強い努力の積み重ねの結果、類を見ない快適かつ機能的なサウンドデザインを実現しました。

 

■曲げデモ(サウンド付き)

 

スマートサウンドデザインソサエティでは、こうした取り組みを通して、今後も世の中の音環境の向上を目指して活動して参ります。

 

  Read more
その他の活動一覧へ